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   BYF.CHUUDOKU
BYFASHION
CHUUDOKU
LOVE&FASHION
ファッション中毒オシャレ情報

 洋服の謎を解明


■売れ残った服はどうなるの?
 今、日本国内で一年につくられる外衣類<アウター>の総数は、約二十七億枚だそうだ。
  これは実際にどうなのかというと日本人の一人が一年間で22枚の衣料品を買わないと、
  余ってしまう数量である。

  父親世代が8枚、母親世代が10枚、学生世代が22枚を平均的に買っているらしい。
 ということは、半分以上が売れ残ってしまうことになる。そのことによって、二つの大きな問題が起き
  る。@残ったものは焼却される。その際に発生するダイオキシンは環境問題になっている。A残った
  ものを裏ルートでバッタ価格で安く処分する。スーツが百円の値段になるケースもある。
  これは正規の値段で購入した消費者に対する裏切り行為になり、
  繊維業界への消費者の不信を招くことになる。

 「焼き捨ててしまうよりは、わずかでも金になった方がいい」というのが、生産者側の言い分だ。実際
  にバッタ屋が取り引きしている現場を何度となく見てきた。三十枚から五十枚の衣類が詰まった段
  ボール箱を、三千円から五千円で処分するのだ。ということは、一枚が百円弱になる計算だ。
  中に何が入っていても同じ値段である。
 
 早い話が、売れ残った衣料品は、ゴミと同然である。大型ゴミを処分するためには、逆にお金を払
  わなければならない。それより、多少なりともお金になった方がマシなのである。


  ■洗濯ネームを信じていいの?
 服の裏側に縫い付けてある小さいラベルに、「洗濯はドライ・クリーニングで」と指示してある。
  それを真に受けて、誰もがクリーニング屋へ持っていく。
  たいていの服は水洗いできるのに、
  アパレル・メーカーの言い成りになってしまうのだ。

 アパレル・メーカーがドライクリーニングを指定する理由は、単に安全策をとっているだけで、なん
  の根拠もないことである。早い話がクリーニング屋に責任転嫁しているだけなのだ。消費者の洗い方
  が悪くて服が台無しになった場合のトラブルを避けるためである。クリーニング屋に持ち込まれる服
  の中で、本当にドライクリーニングが必要なのは15%程度らしい。
  残りの85%は家庭で洗えるそうだ。

 普通の洗剤と水で洗えるのに、メーカーがドライクリーニングのラベルをつけたがる理由の一つに、
 高級感を出す企みがある。ある程度高い値段の服には、ドライのラベルが必要になってくるのだ。も
 しも三万円の服にドライクリーニングのラベルがついてなかったら、消費者の方が不思議に思うだろ
 う。「高い服なのに、どうしてドライのラベルがついてないのだろう?」と誰もが首を傾げるに違い
 ない。

 高級な服にはドライ・クリーニングのラベルがついているものだと、買う側も思い込んでいる。
 だから一万円前後の微妙な値段の場合は、ドライのラベルがついてれば安心して買える。
 そうしたメーカーの策略があるのだ。
  


■価格はどうして決まるの?
 衣類の場合、価格が高ければ品質が良いのは当然のことである。高くなくても、そこそこの品質
 のものもある。いったい価格はどうして決まるのだろう?!

 価格に影響を与える最大のものは、ロットと言われる数量である。たくさん作れば安くなるし、数
 が少なくなれば逆に高くなる。日本のアパレルメーカーの最少のロットは二百着程度だ。それより
 少なくなると、採算がとれなくなってしまう。平均的に三百から五百着程度を国内で製造して、高め
 の価格を設定する。

 ロットの少ない商品は、希少価値とデザイン料とブランドイメージと高品質を売り物にして値段を
 高く設定する。有名ブランドの商品が高いのは、そうした理由からである。その代わり、同じ服を着
 た人間と偶然にすれ違うようなことはないので、安心して着られる。

 最近の安い衣料品の大半が中国製である。Tシャツを比べてみれば、日本製の高級品と中国製
 の差が歴然とする。一番の違いは生地質で、二番目は縫製だ。おそらく万の単位で大量に製造し
 ているのだろう。
 生地が悪くなれば縫製も悪くなるといった悪循環で、粗悪品を大量に製造している。

 高いものには高いなりの、安いものには安いなりの理由がある。有名ブランドは、高くても品質の
 良いものを作っているということだ。


■トレンドは誰がどのようにうして決めるの?
 ファッションはどうして、毎シーズンごとにきちっとトレンドの流行色や形が決まるのだろう?
 ストリート系ファッションは別として、流行は予測もされているし、仕掛けもされているのだ。
 決して自然発生したものではない。
 
 流行色の場合は、フランスに本部のあるインターカラーという組織が、世界の専門家を集めた会
 議で二年先の色まで決めてしまうのだ。日本には「流行色協会<JAFCA>」があり、それが窓口に
 なって日本の繊維業界に情報を伝えている。

 色と並んで重要なのが素材である。インターカラーの情報と、実際の現在の売れ行きや傾向など
 をよりどころにして、素材メーカーの各社が一年先の生地を発表する。その生地の売れかたを調べ
 れば、次のトレンドのだいたいの予測ができる。

 洋服の形になって発表されるのが、販売時期の半年前である。バイヤーやジャーナリストのため
 に、アパレル・メーカー各社がファッションショーや展示会を開く。最も分かりやすくて情報量の多い
 のは「プレタポルテコレクション」だろう。「エル」などのファッション雑誌でもその特集が組まれる。

 しかし最近の日本では、ストリートからもトレンドが生まれることが多くなった。109系ギャルファッ
 ションやキックボードはその代表的なものだ。ショップの商品や実際に着ている人間の姿が雑誌で
 紹介されると、あっという間に広まっていく。そしてまたたく間にトレンドになってしまうのだ。


■日本製は危ない!
 下駄箱のナイキの靴を調べてみると中国製で、コンバースはインドネシア製だった。他にも多い
 のがベトナム製である。本物なのか心配になって、事情に詳しい人間に確認した。ナイキの場合
 は、生産拠点が完全にアジアになったらしい。中国、インドネシア、ベトナム、台湾、韓国に工場が
 あるのだ。

 ということは、日本製のナイキの靴は生産されていないことになる。最近多いのが、日本製と表示
 された偽物らしい。他のメーカーでも同じようなことが言える。日本製と表示されていたら、逆に偽物
 の可能性が高いのだ。

 コピーを密造する立場になったら、どうしても日本製やUSAと表示したくなる。そうでないと、偽物
 だと疑われるからだ。わざわざベトナム製と表示した偽物を造る気にならない。だから日本製には
 要注意!


■服の値段の不思議
 古着屋でブランドものの高い服を、二十分の一の値段で買ったとしよう。仮に新品の定価が二万
 円で、古着屋の値段が千円だったとする。その場合、千円の古着を買った人間の頭には、いったい
 いくらの値段がインプットされるのだろう?新品の場合の二万円なのか、実際に古着屋で支払った
 千円なのか、それとも中間の一万円なのか?

 周囲の十人の人間にアンケートをとったら、次のような結果が出た。千円が5人、二万円が2人、
 一万円が1人、三千円が1人、五千円が1人である。
 この結果が何を意味するのか分析してみたい。

 例え新品同様であっても、自分が支払った値段が頭の中にインプットされるのである。他人には高
 そうに見えても、身につけている本人には実際に払った千円の値打ちしかないのである

 それじゃあ、こういう場合はどうなるのだろう。ブランドものの偽物<イミテーション>を本物と信じ
 込んで高い値段で買ったケースだ。その値段が仮に十万円だったとする。後になって五千円程度の
 ものだったと判明した時に、いったいどんな変化があるのだろう。この場合は、全員が同じ答えだっ
 た。本物と思っている時は十万円で、偽物と判明した時点から五千円が頭にインプットされる。

 ということは、プレゼントしてもらった服やグッズの場合はどうなるのだろう?贈り物だから、ただで
 手に入れたことになる。すると頭にインプットされるのは、0円ということになるのだろうか?そこでア
 ンケートをとってみたら、次のような結果が出た。プレゼントの場合は、全員が金額じゃなくて「ハッピ
 ーな気分」を頭にインプットするそうだ。そうした喜びの気持ちは、お金じゃ買えないし、お金と比較で
 きない素晴らしいものなのだと全員が返答した。


■サイズ表記はブランドによって違う
 ファッションブランドによって、サイズの表記が違う。グッチやアルマーニは背の高い人間に向いて
 いる。サイズの表記は統一されてないのだ。サイズを決めるのはデザイナーで、ブランドの方針に
 影響されやすい。メンズの場合はそれほど大差無いのだが、レディースの服にはかなりの差があ
 る。特に若い女性をターゲットにしたブランドの場合、スリムな女性を基準にしてサイズ表記を決め
 ている傾向がある。

 デザイナーはマネキンを使って型紙を作るので、マネキンのサイズの違いでそうしたことが起きる
 のだ。マネキンと違って人間は、バストの形もヒップの大きさも千差万別である。デザインの過程で
 デザイナーが理想的な体型のマネキンを使うから、こうした問題が起きるのだ。

 いつものサイズのジーンズを試着したら、何故か太ももがきつくてウエストが苦しい。「太ったのか
 な?」若くて純心な娘なら、それだけで悩んでしまう。試しに、いつものブランドのジーンズを試着し
 てみると、ジャストサイズで楽にウエストが入るってことがあるのだ。

 最近のアパレルメーカーのやり方は、実際より小さいサイズをつけるらしい。そうした方が客を喜
 ばせることになるからだ。ウエストが三センチ細くなったら悪い気はしない。逆に三センチ太ったら、
 ショックで買う気にならなくなってしまう。

BYF.CHUUDOKU


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