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1955年生まれ。熊本出身。75年に文化服装学院卒。ワイズに入社。78年渡仏。91年パリコレにデビュー。シンプル
でマニッシュなデザインが特徴。「O・Z・O・C」「インディビィ」のディレクションを始めてからアレンジャーとしての能力を 発揮する。自らのブランドでは、新しいものに挑戦しながらも売れる服をつくっている。 1942年、東京都生まれ。64年慶応大学文学部卒。73年、たった五人で会社を設立。75年に初の東京コレクション
に参加。ボロルックや黒を基調としたファッションで世界中にセンセーションを引き起こす。値段は高くて、文化人や芸 能人や業界人に圧倒的な人気がある。 1961年、福島県生まれ。84年文化服装学院デザイン科卒。コムデに就職。92年、新ブランド「ジュンヤ・ワタナベ」を
発表。少女趣味的なかわいらしさが特徴。 1938年、広島生まれ、64年多摩美術大学図案科卒。パリでギィ・ラロッシュ、ジパンシィーのアシスタントとし修行。ス
ポーティーなものに強い、数少ないデザイナーである。 1965年、東京生まれ。87年文化服装学院アパレルデザイン科卒。94年東京コレクションにデビュー。98年パリコレ
にデビュー。日本のギャルに合ったキュートでかわいいガーリッシュ系。 その後をロイ・クラナスベルグ、ジル・ロジェが受け継ぐ。カラフルな色使いが特徴で、日本より外国での評価が高い。 1954年、埼玉県生まれ。76年文化服装学院卒。現代の東京コギャルのイメージをリアル化したデザイン。値段も安
く、ティーンズには圧倒的な人気がある。 1943年、東京生まれ。慶応大学卒後、文化服装学院を卒業。72年ワイズを設立。81年にパリコレ発参加。80年代
前半に、黒いファツションで身を包んだカラス族を生み出した。レディースもメンズも長年のマニアックなファンを持って いて、若い世代にも人気がある。 1950年生まれ。74年杉野学園ドレスメーカー学院卒。カジュアルで着やすいのが特徴。カットソーのパンツやワンピ
ースは買いやすい値段で人気がある。最近はメンズも売れている。 82年、仕立て屋のドルチェと美術学校卒のガッバーナが共同制作をスタート。85年、ミラノコレの新人部門に選ばれ
てレディスを発表。90年にメンズを発表。かわいらしさの残るセクシーな服が得意。タイトなシルエットと南イタリアのカ ラフルな色使いがセールスポイント。 毛皮会社が出発点。65年、カール・ラガーフェルドがチーフデザイナーになってから、ダブルFのバッグでブランド知名
度を一気に上げた。日本ではバッグ、ニット、靴に人気が集中。 ミラノ工科大学建築学科卒後、装身具のデザイナーに。70年以降ジュエリー・デザインを手がけて、モードの世界に。
74年、自分のブランドを起こし、ミラノコレでレディースを発表。89年から97年まで、ディオールのアートディレクターを 務める。 46年南イタリア生まれ。78年にヴェルサーチを発表。90年にパリでオートクチュールを発表するが、97年にマイアミ
の別荘で射殺される。その後は妹のドナテッラがデザインを務める。ゴージャスでセクシーなのがセールスポイント。派 手さの中に品格も感じられる。メンズのカラースーツの元祖である。日本では水商売の男女、スポーツ選手、成金オヤ ジに圧倒的な支持を得ている。 34年、ミラノ近郊の生まれ。ミラノ大学医学部を中途退学して、ファッション業界に入る。75年、会社を設立してメンズ
のコレクションを発表。77年にレディースにも進出。百本近い映画の衣装を担当し、アカデミー賞の受賞式では、アル マーニを着る男優や女優が多い。ソフトスーツの元祖として、日本でも圧倒的な人気がある。キャリアウーマン・ブランド のイメージが強い。 23年、フィレンツェに高級革製品店を開店。80年代にプレタポルテにも進出。93年、孫のマウリツィオ・グッチの時に
アラブ資本に買収される。94年に新しい経営者を迎え、売上を倍増して奇跡の復活を成し遂げる。特定のデザイナー は存在せずに、ディレクターのトム・フォードを中心としたチームでデザインしている。セクシー・コンサバ系の、エレガン スでちょっとセクシーなのがセールスポイント。 13年、ミラノに皮革製品の店をオープン。78年、孫娘ミウッチャが母親から引き継ぎ、伝統の技術と新しい発想で新し
いブランドをつくりあげる。80年代にはミウッチャとビジネスパートナーのベルテッリが結婚し、総合アパレル企業として 急成長。89年にレディース、95年からメンズウエアに本格的に参入した。かわいくて、少しダサめなのが、セールスポ イント。 33年生まれのヴァレンティノが60年に設立。68年に白いドレスを中心とした「ホワイト・コレクション」を発表し、国際的
なデザイナーになる。ヨーロッパのおぼっちゃま、お嬢様の服。品があってかわいい。バッグ、財布、ハンカチなどの小 物類のVマークが有名。 1910年、パリにシャネル・モードという帽子屋を開いた。第二次世界大戦後、シャネル・スーツを発表して大ブームを
起こす。83年にカール・ラガーフェルドが主任デザイナーになって新たなブームを引き起こした。 第二次戦後、ディオールは、Aライン、Hラインなど新しいラインを発表し、パリのオートクチュールの黄金期を築いた。
57年からはイブ・サンローラン、その後はマルク・ボアン、ジャン・フランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノが受け継いだ。 エルメスの名を有名にさせたのは、グレース・ケリーが愛用したバッグで、その後はケリーバッグと呼ばれるようになっ
た。78年からプレタポルテの分野を充実させ、メンズコートは日本でもファンが多い。少し遅れてレディースの方にも進 出した。 52年、「べティーナ・ブラウス」という衿の開きの大きいフリル付きの白いコットンブラウスが流行した。その後、オードリ
ー・ヘップバーンの主演映画の衣装デザインを手がけた。 52年パリ生まれ。76年にパリコレにデビューした。84年にはメンズにも進出。90年にはマドンナのステージ衣装を担
当して話題になる。その後も映画衣装を積極的に手がけた。 68年、サファリ・ルック、シースルー・ブラウス、69年、パンタロンなど、たて続けに話題作を発表した。79年にはメイク
アップの分野にも進出。60年代から70年代にかけて、新しいプリントや色やシルエットを発表し、オートクチュール界 の天才という評価を得た。 ニューヨーク・コレクションの最大の特長は、機能性を重視したリアリティーのあるファッションだ。パリ・コレもミラノ・コ
レも、コレクション向けの特別でクリエーティブなファッションがメインになっている。そのまま街中では着られない派手な デザインばかりである。こうした流れに対抗するかのように、NYコレクションでは、リアル感のある実際に街中でもその まま着られる服を発表している。 アメリカといえば、ジーンズに代表されるように、機能性を重要視したカジュアルファッションがメインである。それしか
無いといってもいい。ジーンズを抜きにしてアメリカのファッションは成り立たない。そんな中で、80年代に登場したカル バン・クライン、ラルフ・ローレン、ダナ・キャランといったデザイナーが、新しいアメリカのファッションをつくりあげていっ た。 機能性を重視しながら、デザイン面でもすぐれたファッションを誕生させた。カジュアルとハイファッションを融合させた
のである。普段の生活から発想した実用的で機能性のある洋服をつくることで、誰もが着こなすことのできる、デザイン 面でも優れたハイファッションを生み出したといえる。そうした彼らが中心となったNYコレクションの考え方は、これから のファッション界に大きな影響を与えるに違いない。 初めてカジュアル以外のアメリカ発ハイファッションを創りだしたNYのカリスマ的デザイナー。
アメリカン・トラッドをベースにして、そこにトレンドを控え目に取り込んでいる。大人っぽい良質なカジュアルウェアーが
特長。 80年代に日本へ上陸。パワースーツをベースにして、トレンドとセクシーをプラスし、ポップな味付けをしている。NYのキ
ャリアウーマンに圧倒的な人気がある。
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